[CloudWatch] 断続的なしきい値超過を捉えるアラームが設定しやすくなりました

[CloudWatch] 断続的なしきい値超過を捉えるアラームが設定しやすくなりました

Clock Icon2017.12.09

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はじめに

Cloudwatchのアップデートにより、判定対象とするデータポイント数(N)と、対象期間中のしきい値超過数(M)を指定する事で、断続的に発生するしきい値超過のアラームが設定が出来るようになりました。

その設定を試す機会がありましたので、紹介させて頂きます。

環境

  • AWSのマネジメントコンソール「CloudWatch」の画面より「アラームの作成」を利用しました。
  • アラームの対象となるメトリックは、Application Load Balancer(ALB)のリクエストカウント(RequestCount) の「合計数」を利用しました。

設定

  • アラームの設定として、「期間」の項目が増えました。
  • データポイントの件数(M)を設定した後、しきい値の超過回数(N)を任意の値に設定する事が可能になりました。

  • 今回、データポイントの件数(M)は5回、しきい値の超過回数(N)は2回と設定しました。

  • 2017年12月のアップデート以前、しきい値の超過回数(N)の指定はありませんでした。

まとめ

断続的なしきい値超過を捉えるアラーム設定が簡単に利用出来るようになりました。

短時間に大きく変化するメトリックを対象にアラームを設定する必要があるが、1分間の測定値では誤報が多くなってしまう。 5分、10分の集計値を利用したり、連続したしきい値設定では、発報の漏れや遅れなどの課題があった場合、今回のCloudwatchのアップデートをお試しください。

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